世界中のサラブレッドは、たった3頭の「偉大なおじいちゃん」につながる!?
こんにちは!UMARISEの管理人です。
競馬の世界というのは、ただ馬がパカパカと走って順位を競うだけのものではありません。
その裏側には、何百年もの歴史が紡いできた、映画よりもドラマチックな物語や、思わず誰かに話したくなるような不思議なエピソードがこれでもかと詰まっている宝庫なのです。
今、競馬場に行くと、茶色い馬、黒い馬、白い馬など、たくさんのお馬さんたちが走っています。
世界中を合わせると、一体何十万頭の競馬用の馬がいるのでしょうか。
そんな世界中にいるサラブレッドたちの家系図を、「お父さんのお父さん」という風に、男の子のラインだけでずーーーっと昔まで遡っていくと、一体何頭の馬にたどり着くと思いますか?
「うーん、1万頭くらい?」 「いや、1000頭くらいかな?」
本日の話はズバリ、
【世界中のサラブレッド🐎の『お父さん』を辿ると、たった3頭の伝説の馬にたどり着く!?】です!
これを読めば、あなたが今週末に応援するそのお馬さんが、なんだかとんでもなく神聖な存在に見えてくるはずです!
秘密その1:なぜお父さん側を探すと「3つの家族」しかいないの?
現在、世界中の競馬場で元気に走っているサラブレッド。
実はそのすべての馬の父親の、そのまた父親の、そのまた父親の……と、ひたすら「お父さん側(父系)」の血筋だけを遡っていくと、最終的に、たった3頭のオス馬だけにたどり着いてしまうと言われています!
この伝説の3頭のおじいちゃんたちのことを、競馬の世界では「三大始祖(さんだいしそ)」と呼びます。
「えっ、世界中にあんなにたくさん馬がいるのに、お父さんの大元はたった3頭だけ!? どうしてそんなことになったの?」と思いますよね。
物語の舞台は、今から300年くらい前、日本でいうと江戸時代の中頃のイギリスです。
当時のイギリスの貴族たちが、「もっと速く、もっと格好よく走る最強の馬を作りたい!」と考えました。
そこで、もともとイギリスにいたたくさんのお母さん馬たちに、砂漠の国から連れてきた足の速い「アラブ系のオス馬」などを結婚させて、何世代もお利口で速い子どもを育てていったのです。
最初は他にもたくさんのお父さん馬の血筋があったらしいのですが、何百年もの過酷なレースの歴史の中で、子孫を残していくうちに「本当に足の速い、強い血筋」だけが生き残っていきました。
その結果、最終的にたった3つのファミリーのオスたちが、現代までバトンを繋ぐことに成功したのだそうです。
もちろん、サラブレッドが生まれるためには、数多くの偉大な「お母さん馬(基礎牝馬)」たちの血も同じくらい大切に受け継がれています。
お父さん側のバトンを繋いだ3頭の奇跡と、それを支えたお母さんたちの歴史。
これって、生物の歴史としても、とんでもないロマンだと思いませんか?
ちなみに、私の家の家系図を遡っても、江戸時代の頃の先祖が「福島県のとある地域を仕切っていた」という、どうでもいい話にたどり着くのが限界です。(どうでもいいは先祖に失礼か…)
お馬さんの家系図のスケール感には、本当に圧倒されてしまいます(笑)。
秘密その2:その偉大すぎる3頭のおじいちゃんのお名前は?
世界中の馬たちの「お父さん側の神様」とも言える、その 3頭のお名前を発表!

バイアリーターク: 3頭の中で、一番古い時代に活躍したご先祖様です。戦争のときにも活躍したという、とっても勇敢なお馬さんだったらしいです。
ダーレーアラビアン: なんと、現在世界中で走っているサラブレッドの「90%以上」、そして現代の日本で走っている馬にいたっては「ほぼ全員」が、このダーレーアラビアンという一頭の馬の直系の子孫なのだそうです!

ゴドルフィンアラビアン: こちらは、体がとっても頑丈で、パワーあふれる子孫をたくさん残したおじいちゃんです。
※この名前は馬主さんだとだいぶ、馬券でお世話になっております、はい…大野騎手がよく穴を開けてるイメージ。
現代の競馬場は、ほぼこの「ダーレーおじいちゃん」のファミリーで埋め尽くされているわけですね。
そう考えると、競馬場でバチバチに火花を散らして戦っているライバル馬たちも、お父さん側を辿れば、実は全員が「お盆に親戚の家に集まったいとこ同士」みたいなものなのかもしれません(笑)。
秘密その3:日本中を熱狂させたあの名馬も……!
「ふーん、海外の昔の話でしょ?」と思いました?。
そんなことはありません。日本の競馬の歴史を語る上で、絶対に外せない超有名馬たちがいます。
例えば、日本で一番有名と言っても過言ではない伝説のシンボリルドルフや、空を飛ぶように走ると言われたディープインパクト。
そして世界一の強さで競馬界を震撼させたイクイノックス。
彼らの家系図も、お父さん、おじいちゃん、ひいおじいちゃん……と男の子のラインを遡っていくと、やっぱり一頭の残らず、あの300年前のイギリスにいた「ダーレーアラビアン」という一頭の馬にたどり着くのです。
何百年もの時間を超え、海を渡り、その血のバトンが今、日本の競馬場で走るディープインパクトの子孫たちや、イクイノックスのような最先端のスターたちへと受け継がれている。
競馬が「ブラッド・スポーツ(血統のスポーツ)」と呼ばれる理由が、これだけでもよーく分かります。ロマンの塊です。
💡 かんたん解説:そもそも「サラブレッド」ってどういう意味?
ここで、競馬をあまり知らない方や、最近競馬を始めた方に、ちょっとしたお言葉の豆知識です。
私たちは普段、当たり前のように「サラブレッド」と言っていますが、これ、もともとは英語の2つの言葉がくっついてできた名前なんです。
-
「Thorough(サラ)」 = 徹底的に、完璧に、隅から隅まで
-
「Bred(ブレッド)」 = 育てられた、作られた
つまり、サラブレッドという言葉の本当の意味は、【速く走るためだけに、何百年もの間、人間の手によって徹底的に磨き上げられた究極のエリートの馬】ということなのです!
ただの野生の馬ではなく、人間の「もっと速い馬に会いたい!」という夢と情熱の結晶、それがサラブレッドなんです。
なので、イクイノックスのような名馬だけがサラブレッドではなく、未勝利馬だって立派なサラブレッドです。
まとめ:何百年もの歴史が走るステージ
世界中に何十万頭といるお馬さんたちのお父さんを辿ると、実はみんな同じ3頭のおじいちゃんから生まれた親戚同士だったなんて、ちょっと不思議で、鳥肌が立つほどのロマンを感じませんか?
そもそも、人間の我々も、同じような形で、元を辿れば一つな気がしますが(人類皆兄弟、とは言ったもの)
私たちが週末に競馬場で「いけーー!」と応援しているあの1分〜2分のレースの裏側には、実は300年分の人間の情熱と、お馬さんたちの命のバトンリレーが隠されているとのことです。
そう思うと、ただのギャンブルとして馬を見るのはもったいないです。
一頭一頭の走りに、歴史の重みを感じてしまいます😭
ちなみに、徹底的に磨き上げられたエリートであるサラブレッドに対して、私のお財布の中身は、
徹底的に(Thorough)空っぽに(Empty)された「サラエンプティ」状態になることがよくあります。
UMARISEのAIはよく穴を当ててるのに、それをまったく信じず、自分の予想をしちゃってるという、アホな管理人の私です。
話がそれました…今週も、楽しい競馬ライフを送りましょう(無理やり締め)
